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SCANSNAPS1500 分解メンテナンス1(前ガラス編)


はじめに。

SCANSNAPを長く使用するうちにガラス表面の清掃では取れない縦線ノイズが入るようになってしまった場合、ガラス内部に埃が入り込んだ可能性があります。この場合、メーカーでのメンテナンスが必要となりますが8000円程度の費用を請求されます。高いですよね(ー_ー)!!
そこで可能なら自分で掃除したい!のコーナーを作成しました。

ご注意:メーカーがお客様自身による分解を推奨することはまずありません。電源をコンセントに刺したまま分解したりするような素人さんがかかわると命に危険を及ぼすこともあります。このコーナーは個人的な分解結果を公開するページです。真似して失敗した場合の製品・人体・身の回りのすべてへの保証など当然ありません。また、弊社の買い取りコーナーでも本体機械部分の開封ありと判別できる場合、減額の対象になります。



用意するもの


必要なのはプラスドライバーとマイナスドライバーと缶製エアダスター。この3点です。小さな布切れがあれば、マイナスドライバーを包んでプラスチックの止めを外せますので本体を傷つけることもなく分解できます。ヘビーユーザーなら消耗品エアダスターを使うより3枚目写真のような卓上ポンプもお勧めになってきます。

基本的にscansnap はネジを多用した構造ではなく、プラスチックの部品を利用した止めを多用していますので主に使用するのはマイナスドライバーとなります。



作業開始


スキャンスナップの前部のガラスの清掃は2枚目の写真のように本体を開いてアルコールでノリやホコリを落とすわけですが、
あまり埃っぽい環境で使用していると本体内部に埃が入り込み外からの清掃では取れないところに埃が入り込むことがあります。これを本体を分解して徹底的に清掃しようというわけです。また、本体の故障時の異常個所の参考にもなるかと思います。
スキャン結果を見て、前面の受光関係で異常がある場合は、3枚目の写真でいうところの②の内部に受光ユニットが入っています。これを分解でむき出しにします。初めのうちは1時間ほどかかるかもしれませんが、熟練者であれば所要時間10分の作業です。




前の段落3枚目写真の①の用紙受けをまず外します。左右にプラスチックの止めがあるだけですので、写真1のように矢印の方向に慎重にゆっくり押し、プラスチックのポッチを外します。分離完了です。

次に、前の段落3枚目写真の②の光学ユニットの含まれる部分ですが、2枚目の写真の②をこれから取り外します。まずは既に取り外した3枚目写真の裏側全体像を説明すると、プラスチックのカバーがツメで引っかけながらはめ込んであるだけです。
3枚目写真で説明すると、①の部分にネジとツメ。②の部分にツメ。③の部分に引っかけ。がそれぞれ矢印の部分に存在します。つまり、左右のネジを2個外して左右と下部のツメを起こして少しずらした状態で、2枚目写真の②の矢印の方向に押し上げると外せるというわけです。




では早速。時々マイナスドライバーでツメを外す写真がありますが、本体に傷が付きますので、布でくるんで行うと安全です。
注意事項は、すべての点で強い力は必要ありませんので無理な負荷をかけないように流れに従い軽い感じで作業を進めていくのがポイントです。
1枚目写真に見えるネジを外し、ツメを慎重に外し、少し起こした状態でカバーを奥に押し、止めが外れた状態にします。これを左右行います。
2枚目写真のようにツメをマイナスドライバーで起こし、少しカバーを押さえてツメが外れた状態にします。下部のツメは2か所です。
3枚目写真の矢印の方向にカバーを押します。ツメが正常に外れているとごっそりカバーが外れます。





内部がむき出しになりました。ここから先は簡単です。
1枚目の写真で全体像を説明しますと、黒いフィルムのついた部分がいわゆるオプトユニットと呼ばれる受光レンズユニットで、これがスキャンガラスの裏から密着しているという状態です。これを取り外して、スキャンガラスの裏側と、オプトユニット部分をエアダスターを利用して清掃するのが分解の趣旨です。取り外しまでは3ポイント。①基盤を横によけて、③のカプラを外し、③ツメを外すと取り外せます。

着工:
2枚目写真、基盤ですが、2か所にツメで止めてあるだけですので、矢印2か所にあるツメを外して基盤をずらします。




続いて1枚目写真のカプラを外します。左右からゆっくりと手で少しづつ外す感じです。最後に左下部のツメをおこしてオプトユニットを取り外します。これで分解完了です。




1枚目写真の分離したのが受光部(オプトユニット)です。まず重要な注意事項がありますが、このユニット2枚目写真に基盤がついていますが、ネジでただ基盤がついているように見えますが、実は位置が微調整された状態でついていますので絶対に外さないでください。あとでネジを止めて戻しても、レンズとの位置が微妙にずれておそらく正常にスキャンできなくなっていると思います。ちなみに取り外して中を見るなと言われて余計に見たくなった方のために取り外した図が3枚目の写真です。オプトユニットのレンズ出口です。スキャン画像を基盤受光部が電気信号に変換する部分です。


それでは分離された本体のガラス内側部分と、オプトユニットをエアダスターや電動ポンプ、掃除機を使用して徹底的にホコリ除去してください。




実は秘策があるのですが、清掃後は、オプトユニットと基盤を取り付けた状態であれば、カバーを外したままでもスキャンできます。スキャン方法は青色LED部分に小さなボタンがあり、それがスキャンボタンです。全部直した状態で、カプラのつなぎ忘れや掃除不十分で画像が治っていなかったら1からやり直しという悲惨なことになりますからね。
この内部むき出しの状態でスキャンし、もしまだスキャン画像に線が見えるようであれば、再度オプトユニットを取り外して見えなくなるまで清掃を行う。これを繰り返して、正常動作を確認してからカバーを戻すと効率的です。

おしまい。